Fashionfashion

編集:K8 Hardy
カラーコピー
14x11cm、Meta:36x28cm、Mega:76x58cm
現在までに6号刊行
エディションなし、Meta:エディション50、Mega:エディション4
ニューヨーク、自費出版、2003-2009

手作りのファッションに身を包むK8 Hardyがいかにスタイリッシュであろうとも(ネイビーのボタン付きワンピースとシルクのハンカチ!)、このZINEは徹底して「非商業的ファッション雑誌」である。Fashionfashionは粗い写真とユーモアに満ちたセルフポートレイト集でもあり、ファッション写真における性差別主義的表象の典型に介入する。アーティストでありLTTRのメンバーでもあるK8 Hardyは、紙面にテキストも掲載するが、時にその単語は線を引いて消され、欠けている。

1号目でK8はストライプ柄を身にまとい、ドルマークで覆われたパンティーにはシミがついている。2号には「消費行動の中心地で見つけられる」という「おおきな幽霊」にまつわるテキストを掲載し、そのイメージは続く号でも度々登場することになる。4号でK8はベルイマンの死神を想起させる装いで、おまるを手にしている。または、ショーツを頭からかぶって逆立ちしたり、股に三脚を突っ込んだり。彼女のテキストは、記憶されたファッションと(病的な)ファンタジーの違いを問う。巨大な「Meta」号は、船の看板で撮影されたファンキーな写真撮影の様子を収める。